カテゴリー: マリーのざくタク講座

今回取り上げるのはシノブだよ。

特徴としては、命中判定をするたびにマナを獲得できる特性と、召喚に必要なコストが10増えるという特性を持っていることだ。

でも、召喚に必要なコストが10増えるって？

そしてマリオンなど50コストのアクターを召喚することはできなくなる。

50コストって超強力なアクターばっかりじゃん！

それが使えないのって痛くない？

50コストに対して属性耐性を用いて対抗することは出来ても、火力面では圧倒的に高いのが50コストのアクター達だ。

だからこそそこを立ち回りやスキルで解決していくことになるわけだ。

たとえばバルカンウォーターはマナを消費すれば6マスも移動させることが出来るし、サモンセドナは即死効果を付与することが出来る。

極端な話をすれば即死は威力無限なわけだから、相当強い。

だから命中判定のたびにマナを獲得することが出来るんだね。

一点問題があるとすれば、命中判定を行えるということは、少なくとも多少は前線で戦わざるを得ないということだろう。

一応、魔法攻撃に対しては防御も耐性も高いから、バルカンウォーターで牽制さえしていれば大きなダメージを受けることは少ないとは思うけれど、もしデーリッチに近接物理アクターを移動させられてしまうと……

ここからはちょっと複雑な召喚士になってくる。

メニャーニャの特徴の1つはなんといっても強力な魔道兵器を連れ歩けることだ。

高い耐久力と火力、極端に低い移動力という鈍重なタンク兼アタッカーのアクターだ。

メニャーニャの能力の半分はこの魔道兵器の効果に帰結する。

つまり、超耐久の召喚士として動くことが出来るってことだ。

魔道兵器の火力はかなり高いから、スキルカードをセットしておくだけで牽制としても優秀だし。

ただ一点だけ欠点がある。

高い耐久力から万全なパーティーを組んで……という動きは安定するだろう。

メニャーニャ自体はデバフを主体としたサポートができる。特に対象の防御を下げることの出来る「ボルト落とし」、広範囲の雷耐性を下げる「制空超電磁ビット」は強力だ。

しっかり活用していきたい。

攻撃しっかり当てつつデバフでダメージを増やそうっていう。

高い安定力で相手のアクターを撃破して勝利点を稼いでいきたい。

以上でメニャーニャの戦法については終わりにする。

次回は最後の召喚士、シノブについてだ。

また、味方全体の炎属性威力を高める能力も持っている。

少し召喚は苦手なようで、発動まで時間がかかるのもポイントだろうか。

といっても持ち前の耐久力と火力のおかげでだいぶ使いやすい部類では有ると思うけど。

特に味方全体の炎属性の達成値に補正をかけることのできるヴォルケッタとは相性がいい。

あとはしっかりと回復アクターも召喚するということで、ベロベロスあたりも召喚したい。

後はほとんどお好みと言える。

もっぱら他のプレイヤーに次元ゲートを取られそうになった瞬間に使うことになる。

次回はメニャーニャについて紹介する。

デーリッチを使っているときの立ち回りについての紹介になる。

回復スキルと召喚が特に重要なざくざくタクティクスのルールに噛み合っている使いやすいアクターだといえる。

20コストのアクターを召喚すると10マナを獲得して、次の山札になって10マナを獲得してと、実質0マナで召喚しているような動きができる。

低コストほど倒されやすい傾向にあるが、それもオープンパンドラを使って蘇生してしまえば関係ないだろう。

アクターが多ければいっぱい行動できるじゃん。

デーリッチはマナを支払うことで対象を転移させることもできるから、次元ゲートを回収しに行くことやそこから逃げることも容易い。

召喚士自ら積極的に動いていくといいだろう。

転移に必要なマナは対象のコストと同じだから、デーリッチ自身を転移させるにはコストはいらないということ、その後にもスキルカードと合わせていれば移動が行えることが重要となる戦術だ。

移動をして近づく、あるいは移動で退避することが必要となる以上、前線に1ラウンドの間は晒されることになるから、最悪その場で仕留められて終わり、なんてこともありうる。

うまいこと行動速度を操作して離脱できるように意識しよう。

最後に転移して近づいて、次の山札の最初に動けるのがベストだね！

それじゃあ今回はここまで。

次回はエステルについて紹介しようと思う。

今回からはゲームのルールだけではなく、戦略的な部分を紹介していくよ。

さて、今回は「全然敵が倒せない！」というお悩みについてだ。

お互いに安定感を求めた戦い方をしたいだろうから、回復アクターを入れるだろうし、判定がダイスで行われる以上、運次第で当たったり当たらなかったりが発生してしまうんだよね。

そこで、戦略的な提案がある。

まず、アタッカーアクターに物理か魔法の合った方のバフをかけ、対象アクターにはデバフをかけることだ。

これで一撃の威力を高めることができる。

シンプルかつ実行しやすい手法だ。

特にざくざくタクティクスでは回復スキル持ちは多いけれど蘇生スキル持ちはあまり多くない。

一撃で削りきってしまえば回復スキルの存在なんて関係ない。

でもこれじゃ当たらないものは当たらないよ！

次に、攻撃する方向を意識した上で、防御デバフを駆使することだ。

防御デバフを使えるのは、「メニャーニャ」「ドリントル」「地竜ちゃん」「ルフレ」「イリス」「マリオン」などで、防御デバフを使うことで相手の防御を下げることができるので、こちらが出さなければならない出目を軽減できる

次回もまた戦略的なことについてお話していこうと思う。

今回は終了条件と勝利点の計算について説明する。

以下のどちらかを満たした瞬間にゲームは終了する。

・誰かのパーティーが全滅した上で、現在の次の山札が終了した時。（全滅したパーティーは勝利点を0とする）

・召喚可能なアクターがいなくなった上で、現在の次の山札が終了した時。

ただし、これらの条件を達成した時点で、勝利点を最も多く持っているプレイヤーが複数いた場合は、「どちらかが点数が高くなった次の山札が終了するまで」という勝利条件に上書きされる。

俗に言うサドンデスってやつだ。

計算式は以下の通りだ。

「(パーティーのアクターのコストの合計)＋(「撃破」をして得たアクターカードのコストの合計)＋(その他の補正)」

ざくタクではアクターのHPが0になると「ダウン状態」、要するに戦闘不能となり、その場に障害物として残る。

これだけなら蘇生スキルを使えば戦線復帰できるし、勝利点にもカウントできるんだけれど、このダウン状態の敵アクターに隣接した状態で、命中判定と追加効果の判定を放棄することで「撃破」を選択することができる。

つまり撃破をされると自分の勝利点やパーティーメンバーは減るし、撃破をすると勝利点を稼ぐことができるわけだ。

サドンデス中はこの撃破で得点を奪い合うんだろうけど、もしサドンデス中にまた得点が釣り合っちゃったらどうするの？

どんなに泥仕合になっても最終的には召喚士でのタイマンになるから終わらないということはない。

全滅したら勝利点は関係ないわけだからね。

だいたいわかったよ。

ざっくりとしたルールはわかってもらえたと思う。

ツイッターのDMとかは開放しているからね。

お疲れ様！

今回は状態変化の処理について説明する。

状態異常とは違うの？

状態異常は状態変化の中の一部、「毒」とか「睡眠」とかを指す。

状態異常以外の状態変化には、ステータスを上下させる「ステータス変化」と固有の状態を表すものがある。

つまりこれらがどれだけの効果であと何ターン続くのかをどのように表示していくかという点だ。

ここにハオとティーティーがいる。そうするとこんなかんじだね。

この時、まずはハオの手札に注目だ。

右下に「物理」でオレンジの上矢印があると思う。

これだね。

今回、ティーティーのスキル「ウエポンブレス」は物理を+2するバフなので次のようにセットする。

これは「物理バフが2乗っていて、残り3ラウンドの間効果がある」ということを表す。

これで「物理バフが2乗っていて、残り2ラウンドの間効果がある」ということを表す。

でもこれってバフを付与するときには手札にそれに対応したカードがないといけないってことになるよね？

該当するものがあればそれでいいし、なかったらそれで諦める。そんな感じだ。

この状態変化に使われてるやつは選べるの？

答えは「可能」だ。

もし状態異常を回復させるスキルがなくてもそのバフのアイコンのカードのアクターにダメージを与える事ができれば解除できるということになる。

これらの処理についてはバフだけでなくデバフ、状態異常にも言うことができるのでわからなくなったらまたここを見てくれればいいと思う。

そしたら今回の講座はここまで。次回はダウンと撃破、勝利点の計算について解説しよう。

ゲームの中で行われる処理について説明していこうと思う。

私は今マナを30持っているので、コストが30以下のアクターであれば自由に1体召喚することができる。

この瞬間私は、デーリッチの能力でマナを10獲得して、デーリッチ自身のHPを1回復する。これはまぁデーリッチだけなんだけど。

それじゃあ召喚関連の処理をしていこう。

そしたらスキル「召喚」の処理が終わったので例のごとくデーリッチの次のスキルカードを山札準備エリアに設置して、「召喚」のカードを回収。

他の召喚士の「召喚」も発動速度等の細部が違うだけで処理はこれと同じになるからこの通りに処理してほしい。

盤面はこんな感じだ。

書いてある範囲内で、照準のマークのところに書いてある数までの対象を取ることができる。

これが横だったら真ん中、後ろだったら一番右のものとなる。

今回は6面体を使った命中判定で、4以上が出れば命中だね。

出目は5！　命中じゃん！

ダメージ計算式は

「(威力+バフ及びデバフによる補正)0－(対象の各種耐性+対象のバフ及びデバフによる補正)」となっている。

「(2+0)－(0+0)」は……

2ダメージじゃん！

この捨てられたカードの中身を見ることができるのは操作主である私だけだ。

ダメージとして捨てられたカードはスキルカードをセットするときに選択できなくなる。

強いやつがでてきたら袋叩きにして動けなくするよ！

次はバフやデバフを付与したときの処理について解説しよう。

やっとゲーム自体の流れを説明できる。

今はデーリッチのスキル「デーリッチ波動拳」が表向きになったところだ。

「移動」「命中判定」「追加効果」

順番に説明していこう。

靴のマークの数までマスを移動できるじゃん。

6面体を振って出た目がその時の達成値だ。この数字が相手の防御力を上回っていればダメージを与えることができる。

ないものもあるし、達成値に依存するものもある。

命中判定より先に行ったほうが便利なものもあったりと少し特殊なものだから、実際にカードを見て遊ぶ中で覚えていってほしい。

これは主にラウンド終了時とダメージを受けた時に獲得できて、ゲームに付属しているチップをカード上の1～5に合わせて配置することで表す。

これがないとスキルの「命中判定」「追加効果」を処理することができない。

このデーリッチ波動拳であれば、TPを1支払うことができなければ移動しか行えないということになる。

逆にTPを1支払えば「命中判定」と「追加効果」を発動することができる。

両方行うからと言ってTPを2支払う必要はないことも覚えておいてほしい。

丁度いいし移動についても注意点がある。またもやデーリッチ波動拳を例としてあげるが、例えば以下の例のような行動はゲーム上行うことはできない。

移動を1マス行う→命中判定を行う→移動を1マス行う

確かに合計の移動距離は2マスに収まっているんだけれど、「移動」のアクションを2回行っていることになるからだ。

しっかり注意しないと。

さて、話を戻そう。

私はデーリッチのデーリッチ波動拳の処理で、2マスの「移動」を行ってデーリッチの行動を終了とする。

この時カードは表向きで公開して置くことになる。

それができたらさっき出していたスキルカードを回収して、山札の次のカードをめくる。

発動速度が同じ時は先に出てるやつが優先されるから後ろにおいて……

そうしたらセットアップのときにやったように、それぞれのプレイヤーのマナ+10、それぞれのアクターのTP+1を処理して、山札準備エリアのカードを裏返して新しい山札にする。

これで1ラウンドが終了だ。

それでは今回はこのへんで終わりにしておこうか。

次回は召喚とスキルの判定について話していこう。

今日はざくタクを遊ぶための準備について説明していくよ。

ざくタク、箱を開けてみたらとんでもない量のカードが入ってるんだけど、これ全部使うの？

まずはどの召喚士を使うのかを選んでくれ。

とりあえず氷仲間のシノブさんにするじゃん。シノブさんのアクターカード1枚とスキルカードが6枚をもらうよ。

そうしたらそれぞれ対応した駒をマップの最も手前側に配置するんだ。

そして駒のHPから6引いた数だけその駒のスキルカード群にライフトークンを加える。

そうしたら残った駒に関して、それぞれのプレイヤーが2つゲームから除外する。

その後に使いたい駒をプレイヤーの人数*3まで選ぶんだ。

難しそうじゃん……

どのようなコンセプトかまでまとめてあるからプレイしやすいだろう。

それができたら各プレイヤーに5枚の障害物チップを配り、それをマップの対角線から手前に自由に配置する。これは移動できないマスを作るだけでなく、黒いマス、つまり穴に配置することで橋になってくれる。最低でも1つは橋を作らないといけないことに注意しよう。

ゲームはこの山札をめくって順番に解決していくことで進む。

そして、山札ができたのでラウンド1が開始される。さっそく、マナカウンターとTPカウンターをそれぞれ1増やしてもらうよ。

次の講義ではゲームの中で何ができるかについて話していこう。

それじゃあ、みんなばいばいー。